とことこ高尾山 ホーム > 高尾山の四季 > 四季 > 秋
高尾で見られる大きな木
「蛸杉」や「天狗の腰掛け杉」。高尾といえば杉の大木を思い浮かべる方も多いかと思います。
でも、高尾には、杉以外にも大きな木がたくさんあります。さあ、高尾で大きな枝を広げて、涼しげな木陰を作る大きな木を探してください。
Photo/J.Arai

コナラ

ブナ科の落葉高木で、クヌギと並んで、雑木林を代表する樹種です。高さは20m〜30mになります。コナラの名はミズナラの別名オオナラと比較して付けられたといいます。1号路のエコーリフト山上駅の手前、霞台付近や浄心門を過ぎた神変堂横などに大きな木があります。
杉並木

1号路の男坂・女坂を過ぎると、東京都天然記念物の杉並木が続きます。その中には、昔天狗が腰掛けて参詣する人たちを見守ったという天狗の腰掛け杉があります。ところで杉は、高尾山の代表的な植物のひとつです。でも高尾山の杉は、基本的には長い間に植林されたものです。
ヤマザクラ

高さ15〜20m、直径50cm以上になるバラ科の落葉高木。3月下旬〜4月中旬頃に葉の展開とほぼ同時に開花します。新芽の色は赤、茶、黄色、緑と変異が見られます。山地に自生する他、よく植栽されます。寿命が長く大きな木もよく見かけます。写真はいろはの森にある大きなヤマザクラです。
カゴノキ

高さ25m、直径70cmほどになる落葉高木で、ブナより少し低いところに生えます。樹皮がブナより黒いので、クロブナとも呼ばれます。地ぎわから多くの幼幹(ひこばえ)を出し、主幹が枯れても、ひこばえが生長して大きくなります。高尾山ではブナより多く、1号路や2号路・4号路でよく目にします。
ブナ

高さ30mにもなるブナ科の落葉高木。幹や太い枝はもともと灰白色でシロブナとも呼ばれますが、地衣類の着生によって、しばしば樹皮に斑紋があるように見えます。高尾山ではブナはあまり多くありません。写真はいろはの森にあり、その姿が美しいところから美人ブナとも呼ばれています。
蛸杉(タコスギ)

高尾山サル園の前の1号路にあります。高さ約37m、目の高さで幹囲6m、樹齢450年の大杉で、八王子市の天然記念物に指定されています。昔、参道をつくるのに邪魔になるので、切り倒そうしたところ、一夜のうちに根がたこの足のように曲がって後ろに退いたとの伝説が残っています。
ハリギリ

別名センノキ。高さ20m以上になるウコギ科の落葉高木で幹はほぼ直立します。キリの木に似て、若木の幹にトゲがあるところから付いた名前です。しかし老木になるとトゲは消え、樹皮には深い割れ目ができます。高尾山では、いろはの森に表示板のついた大きな木があります。
モミ

高さ25m、直径1mほどになる常緑針葉樹です。モミの樹皮は鱗片状(りんぺんじょう)にはがれます。耐陰性が強く、暗い林下でも幼樹が育ちます。高尾山でよく大きな木を見かけますが、大きさのわりには寿命が短く、樹齢200年くらいのものが多いようです。3号路や4号路・6号路の上部で大きなモミをよく目にします。

