とことこ高尾山 ホーム > 高尾山の四季 > 四季 > 秋
紅葉とともに、高尾山の秋を美しく彩る「木の実・草の実」。
木々が赤や黄色に色付く秋。木や草も子孫を残すために、実を結びます。
そんな木の実や草の実を探しての山歩きも楽しいものです。
また、熟した木の実を食べに来る、野鳥たちにも出会えるかもしれませんよ。
Photo/J.Arai

ムラサキシキブ

高さ2〜3mほどになるクマツズラ科の落葉低木。木の実にはめずらしい紫色の実をつけます。その紫色の実を源氏物語の作者の紫式部にたとえて名付けられたという説もあります。葉を落とし、実だけになった晩秋の姿も美しいものです。
よく見られる場所:1号路・4号路・稲荷山
見ごろ:10月上旬〜11月下旬
ガマズミ

高さ2〜4mになるスイカズラ科の落葉低木。5〜6月に5mmほどの白いかわいい花を咲かせます。果実は長さ約6mmのだ円形で、赤く熟したその実は、ヒヨドリなどの鳥の大好物です。
よく見られる場所:1号路・稲荷山・景信山
見ごろ:10月中旬〜11月下旬
マユミ

一般に高さ3〜5mになるニシキギ科の落葉低木。5〜6月に淡緑色の小花をつけます。果実は直径8〜10mmほどで熟すと4つに裂け、中から赤い果肉におおわれた種子が現われます。赤く色付く紅葉も見事です。
よく見られる場所:1号路
見ごろ:10月中旬〜12月中旬
チドリノキ

カエデの仲間なのに、葉に切れ込みのないおもしろい木。でもカエデのしるしにプロペラ形の果実がなります。同じように切れ込みのない(本当は深く3つにわかれている)カエデの仲間に、メグスリノキがあります。
よく見られる場所:6号路・日影沢
見ごろ:10月上旬〜12月中旬
アカガシ

ドングリのなる常緑樹。常緑樹のカシで、高尾山で見ることのできるのは5種類。そのうち「アカガシ」など「ガシ」と濁るものは、実がなるのに2年かかり、「シラカシ」など濁らないものは1年でドングリがなります。
よく見られる場所:1号路・3号路
見ごろ:10月上旬〜12月中旬
キジョラン

ガガイモ科のツル植物。夏に花が咲き、翌年の秋から冬に長さ約15cmのだ円形の実が熟します。そして12月頃に実が縦に割れ、中から絹のような美しい光沢のある毛のついた種子が現れ、風に乗って運ばれます。
よく見られる場所:1号路・2号路・3号路
見ごろ:12月上旬〜1月中旬
ミツバフウロ

白または淡紅色の5弁花を夏から秋に咲かせます。果実は、はじめローソクのようですが、熟すと割れておみこしの屋根のようなおもしろい形になります。よく似た果実をつける植物にゲンノショウコがあります。
よく見られる場所:1号路・6号路の山麓・日影沢
見ごろ:10月中旬〜11月下旬
カヤ

モミとともに、高尾山の天然林の中で目立つ針葉樹です。雌雄異株で高さは25mほど。果実は長さ2〜3cmで、翌年の秋に熟し、食べられます。なお、高尾山の杉は、基本的にすべて植林されたものです。
よく見られる場所:1号路・2号路・4号路
見ごろ:10月上旬〜11月中旬

