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ノギクの仲間
秋の高尾は、まさにノギクの山。 青く澄んだ空をバックに、紫、白、黄と、色とりどりの美しい花を咲かせます。
ノギクと呼ばれる植物は数多くあります。でもノギクという名の植物はなく、山や野に咲くキクの仲間の総称です。
植物の名前がわかれば、山歩きはもっと楽しくなります。
さあ、高尾山でノギクを見つけてください。
Photo/J.Arai

リュウノウギク

日当たりの良い山地などに生え、庭に植えるキクのような大きな白い花を咲かせるノギク。高さは40〜80cmの多年草。茎は細く、毛が密生する。茎や葉に竜脳のような香りのの揮発性の油が含まれてることからこの名がついた。竜脳はボルネオやスマトラ原産のリュウノウジュからとれる香料で、樟脳の香りに似ている。リュウノウギクの葉をすりつぶし、ショウガを混ぜたものは肩こりや腰痛に効くそうです。
よく見られる場所:稲荷山、陣馬山
見ごろ:10月中旬〜11月中旬
ノコンギク

山麓から尾根まで、高尾山でごく普通に見られる。高さは50〜100cmの多年草。地下茎をのばしてふえる。茎は枝分かれが多く、短毛が密生している。淡紫色の花を付けるところからこの名がつきました。
よく見られる場所:1号路、稲荷山、高尾山頂〜小仏城山
見ごろ:9月上旬〜11月上旬
ユウガギク

山麓に多く咲いている。40〜150cmの多年草。地下茎をのばしてふえる。茎はよく分枝する。漢字で書くと、柚香菊。ユズの香りのする菊の意味といわれていますが、あまりにおいません。
よく見られる場所:1号路、日影沢
見ごろ:8月下旬〜10月下旬
シロヨメナ

高さ0.3〜1mの多年草。頭花は直径1.5〜2cmと小さく、舌状花は白色。総苞は筒状。紫色の花をつけるヨメナに似て、白い花をつけるところからのネーミング。
よく見られる場所:全山
見ごろ:9月中旬〜11月上旬
アワコガネギク

山麓のやや乾いた崖などで見かける高さ1〜1.5mの多年草。茎は叢生し、上部には白い軟毛が多い。小さな黄金色の花を密集してつける様子を泡にたとえての命名。別名キクタニギク(菊渓菊)ともいい京都北山の菊渓に由来する。
よく見られる場所:小仏城山、陣馬山
見ごろ:10月中旬〜11月中旬

