とことこ高尾山 ホーム > 高尾山の四季 > 四季 > 夏
夏は水辺を歩いてみよう! 沢沿いで出会える、植物や昆虫たち。
暑い夏は、沢沿いがおすすめ。ハナイカダ、タマアジサイなどちょっと変わった植物にも会えます。
また、トンボやチョウの姿にも会えるかも…。さあ、沢沿い探検に出かけましょう。
Photo/J.Arai

タマアジサイ(ユキノシタ科)

山地の沢沿いで多く見られる落葉低木。ツボミは、しゃくやくのそれのようにまるく玉のようです。7〜8月頃ツボミが割れると、中から紫色の小さな花とそのまわりに美しい飾り花が現れます。
よく見られる場所:1号路・3号路・6号路
ハナイカダ(ミズキ科)

沢沿いなどに多い雌雄異株の落葉低木。葉のまん中に花が咲き、実のなる変わった植物です。果実は8〜10月頃に紫黒色に熟します。その名前は、花を乗せた葉をいかだにたとえたものです。
よく見られる場所:1号路・3号路・6号路
イワタバコ(イワタバコ科)

山地の湿った岩壁に生える多年草。葉がタバコの葉に似ているところからの命名です。葉は卵状だ円形で、表面にちりめん状のしわがあります。7〜8月頃に星型をした紅紫色の花を咲かせます。
よく見られる場所:琵琶滝・蛇滝付近
ヤブミョウガ(ツユクサ科)

林の中に生える、高さ0.5〜1mの多年草。葉は、まるでショウガ科のミョウガのようです。7〜8月頃咲く白い花は暗い林の中で浮き立ったように見えます。果実は秋に熟し、秋遅くまで残ります。
よく見られる場所:1号路・3号路・6号路
ウバユリ(ユリ科)

山野の湿り気の多いところに生える、高さ1m程の多年草。花の咲く7〜8月頃には、葉がなくなることが多いことからのネーミングです。冬に残った果穂はドライフラワーのようです。
よく見られる場所:6号路、一丁平
オニグルミ(クルミ科)

沢沿いなど湿り気の多いところに生える落葉高木。果実は長さ3〜4cmの卵球形で房状につきます。果実は9〜10月頃熟し、中に堅い殻に包まれた種子があり、種子はリスやネズミなどの好物です。
よく見られる場所:6号路、日影沢
オニヤンマ(オニヤンマ科)

体長約10cmと日本のヤンマの中で最大。丘陵地の沢沿いなどでよく見かけます。成熟した雄は、雌を探しに、小川や林周辺や道路を往き来します。雌は飛びながら水中に産卵します。
よく見られる場所:6号路、日影沢、蛇滝周辺
ミヤマカワトンボ(カワトンボ科)

体長約65mm。はねは赤褐色で、後ろばねの先近くに濃い帯があります。からだは薄い褐色で、美しい金属光沢のある緑色を帯びています。水辺の石や草に止まっている姿をよく見かけます。
よく見られる場所:6号路、日影沢
オオムラサキ(タテハチョウ科)

オスの開張約90mmと大形のチョウで飛ぶ力に優れています。幼虫が食べる食草はエノキ。昭和32年に日本の国チョウに選ばれました。クヌギやコナラなどの樹液を吸いにやってきます。
よく見られる場所:6号路、日影沢

