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カシの仲間
冬でも青々とした葉を茂らせるカシの仲間。
ところで、高尾山で見られるカシ類は5種。
そのうち、アカガシなど「ガシ」と濁るものはドングリが実るのに2年かかりシラカシなど濁らないものは1年で実ります。
でも、ドングリで何カシかを決めるのはとても難しいもの。
まわりの木々が葉を 落とす冬はカシ類を観察しやすい季節です。
植物の名前がわかれば、山歩きはもっと楽しくなります。
さあ、高尾山でカシの仲間を見つけてください。
Photo/J.Arai

アカガシ

高さ25mほどになる常緑高木。高尾山を代表するカシ。別名オオガシやオオバガシともよばれる。木材にした時の色が赤みが強いところからこの名がついた。
よく見られる場所:1号路、3号路
シラカシ

常緑高木。高さ20m、直径80cmほどになる。葉は長さ7〜14cm、幅2.5〜4cmの狭長楕円形でやや革質。縁に浅くてやや鋭いきょ歯がまばらにある。表面は光沢があり無毛。裏面は白緑色でウラジロガシに似ているが、ウラジロガシほど白くないので区別ができる。材は淡い紅褐色だが、アカガシに比べて白いのでこの名がついた。
よく見られる場所:1号路
ウラジロガシ

常緑高木。高さ20m、直径80cmほどになる。葉は長さ9〜15cm、幅2.5〜4cmの長楕円状披針形で、薄い革質。先端は鋭くとがり、葉身の3分の2以上にはやや鋭い浅いきょ歯がある。ふちは波打っている。表面は光沢があり、裏面は粉白色。葉の裏がとても白いところからこの名がついた。お正月の飾りに使うシダの名前もウラジロ。
よく見られる場所:1号路、2号路、3号路
ツクバネガシ

常緑高木。高さ20m、直径60cmほどになる。葉は長さ5〜12cm、幅3〜4cmの広い披針形で革質。先端は鋭くとがり、きょ歯がある。表面は光沢がある。葉柄は長さ4〜12mmと短い。アカガシと似ているが、アカガシより葉柄が短く、葉の先端部にきょ歯があるので区別できる。
枝先の葉が輪生状に並ぶ様子が、羽根つきの羽根(衝羽根)に似ているところから、この名がついた。
よく見られる場所:1号路
アラカシ

常緑高木。高さ20m、直径60cmほどになる。果実は、堅果(どんぐり)。長さ1.5〜2cmほどの卵球形で、その年の秋に成熟する。葉は長さ7〜12cm、幅3〜5cmの傾卵状長楕円形で、革質。表面は光沢があり、裏面は灰白色。もっとも普通に生えるカシ類で、単にカシと呼ばれることが多い。
よく見られる場所:1号路、2号路、3号路

